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隣の芝生SM雑記帳

SMを中心とした乱文です

陰核博士の挑戦

前回の陰核博士(仮名)の研究・・・・・
はー、世の中には変なこと考える物好きがいるんだなぁ・・・なんて簡単に思っていたら芋づる式に結構な数の報告が出てくる、出てくる・・・・

「性的な満足を得られない」 というのは全米数百万人の女性が抱えている重大な健康問題なんだ・・・・ という認識が、この分野の研究の出発点だったようです。
1999年に報告された米国国立保健社会生活研究所の調査では43%の女性が性感不全と診断されたというデータが示されています。
実は男性でも3人に1人が性交渉に困難を訴えているというデータがあります。
ところが野郎の場合は解決策が形にしやすいので、評価が単純で分かり易く研究戦略が立てやすかったのです。事実、この10年間で数種類の薬剤が実用化されています。このあたり、個人的にはそんなに単純じゃナイゾ・・・・という気持ちもありますが、とりあえずそそり立たせれば良いんでしょ! と言われると返す言葉はありません・・・・・・  

それに反して女性は、性的な刺激に対する反応を客観的に評価する方法が無い・・・・
また、M女さんのブログを拝見しても分かりますが、相手がご主人様だと足の指入れられても「あへあへ」になっちゃうんですが、他のオトコが誠心誠意、手指がつっちゃうくらい刺激申し上げても「痒いな・・・・」くらいで終わっちゃうんですよね・・・・ このように相手によっても反応は大きく違ってきてしまうことも、この研究を困難にしている要因と思われます。

だが、それで手をこまねいていては全米数百万の女性が救われない・・・・・様々な手法を駆使して、この困難に科学者達は立ち向かっています。
何かを研究するにはまず物差し(計測・評価方法)が必要です。物差しさえ出来てしまえば、「この物差しで5のメモリ以上になるようにするには・・・・」 って目標を具体的に出来るので解決がぐっと近づきます。
そんな訳で女性の方の発情具合を判定するさまざまな物差しが試みられています。

一例を紹介すると、あそこの部分をサーモグラフィーで温度分析したり、あそこに温度計と圧力計が一体となった計測機器を挿入しデータをとったり・・・・・しかし、ひとつの解析手法が出るとダメ出しがなされ、現在では核磁気共鳴装置(MRI・・・椎間板ヘルニアや脳溢血の時に活躍するやつですね)に特殊な造影剤を使用し、陰核の体積や血流の経時的変化を計測しようとする試みもなされています。

本当、我ながらもの好きにはあきれるのですが、その中でもこれはと思う論文の中身を確認してみました。 
興味を引いたのは、どのように女性の性欲を刺激しているか・・・・・・発情具合の物差し(計測・評価方法)を検討する以前に、ここのところ・・・ちょっとどうなの? っていきなり考えてしまいました。 

論文に記載されている刺激方法としては 「お花畑のビデオを18分間上映後、15分間エロビデオを上映し、その後9分間お花畑ビデオを上映」  その間の陰核やビラビラのあたりの充血度の変化を検討する・・・ってものでした。
・・・でも、男性でもビデオのジャンルにこだわるくらいでから、ある女性は毛むくじゃらのマリオ体形のおじさんが出てくるビデオじゃないと興奮しない・・・またある女性はひたすら舐められるビデオが好み・・・・・などと 万人が反応するビデオというのはどういったものか・・・・ という基礎研究はなされているのか心配になります。

そのうえ、MRI 腰など悪くして検査を受けたことある人は分かるでしょうが「ピーッ・・・・ガッーガーッ」ってとてつもない騒音の中で検査されるんですよね・・・・  あの環境で本当に欲情できるのか??

このような研究は繊細な感性を持つ日本人ならではのアイデアが役に立つかも・・・・

「女性の欲情具合の判定にはこれが使えるかも!」
「100人中96人の女性が発情してしまう刺激方法はコレだ!」


御意見がありましたらぜひお聞かせ下さい。

「俺にかかればどんな状況でも天国に行かせられる!」 っていうゴルゴ並の凄腕オトコさん
に一肌脱いでもらうのも研究の進歩に貢献できるかもしれません。

性的に満足とまではいかなくても、「感じることが出来る」 というのは実は大変なことなんだ・・・・
再認識した次第であります。 

  1. この記事のURL 2008/05/22(木) 00:12:59|
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くりぴさんへの回答(追記版)

くりぴさん、こんばんは
「更新を楽しみにしています」・・・・って更新してないじゃん(涙)
おわびの印に、お役に立つかどうか分かりませんが2005年に米国の某博士が執筆した論文の要旨を意訳して掲載してみます。
掲載されたのは驚くほど学術的には有名な雑誌です。こんな論文載るんですねぇ、いつかは「働きすぎのSオトコと性的衝動について」なんて論文を投稿したいです。
こういった勝手に翻訳・・・っていうのは著作権的には大丈夫なんでしょうか???

ヴァーティカル・クリトリス・フッドピアス(クリトリスの包皮を縦にあけるピアッシング)といのがあるそうじゃが、巷では感度が大層上がると評判でのー・・・、実際に「私不感症ですの・・・」というオナゴにクリピを入れたとたんジュルジュルの感じまくり淫女に様変わり・・・・などという言い伝えもあるらしい。
ウチのばぁさんがどこかで聞きつけて、「ジュルジュルになりたいのー・・・」などと遠い目で訴えるもんじゃから、いっちょどうなっとるか調べてみたんじゃ・・・
ワシの家(ニューオリンズ)の近所にピアススタジオがあったんで、店の前で待ち伏せして片っ端から声かけまくったんじゃ・・・・・ もちろん野郎などは目もくれず、来る日も来る日もコツコツ頑張り、77人の物好きピアス好き女性を確保したんじゃ・・・・あ、・・・あくまでも婆さんへの愛からがんぱったんじゃ(汗)
この口調疲れるんで、アンケート結果を解析してくれた助手のジェノ君に結果を報告させるて・・・・


ピアスを開ける前と7週間後の発情度、濡れ具合、痛み、オーガスムス等について調べてみました。
センセイが声をかけまくった成果で77人の女性が立ち止まってくれたんだけど、きっちり答えてくれたのは33人でした(涙) 33人も相手にしてくれたということの方が驚き・・・・ 声をかければ何とかなる・・・ってことでしょうか・・(こんなことしてないでSM出会い系サイト行くか・・・・)
平均年齢は31歳、年齢層は19歳~55歳・・・うぉー55歳の方も頑張っていらっしゃるんですね 42%は既婚者で42%はシングルでした。(残りは離婚、別居等)
76%は異性愛者ってことは24%は色々なんでしょうか・・・・・・
今回の対象者は高学歴の女性が多かったです。(24%が修士、博士課程修了) まじめに答えてくれた方を集めたせいかも・・・・ 隣の研究室のお姉タン先生も入れてるかと妄想すると・・・・
ピアッシングには医療用ステンレス、チタンや18金が使用されてました。18金使うんですねー・・・
結構専門用語も多くて、アンケートの解析手間取りましたです。  
ちなみに今回お話を聞けた女性で途中はずしちゃった方はいらっしゃいませんでした。


「なるほどー、それでピアス装着前と後で良くなったんか??」
「博士、落ち着いてくださいよ・・・きちんと統計学的に調べましたですよ。」
「まずは・・・・・欲情する頻度や強さが増加しておりました」

「うんうん・・・・いいぞ!! ジュルジュルになったっつーことだな(喜)」

「・・・・・が・・・・ 」
「・・・が?」 
「あとは変化なし・・・・・・」
「がーんっ・・・・!!」「うそじゃろ!!!  装着した後にアレが良くなったって皆言っとるぞ!! 酒屋のボブなんかはかあちゃんに入れてから、精子が溜まる暇もない・・・ って白眼が黄色くなっておったぞ!」
「でも・・・・博士、どう数字をいじってもオルガスムスの頻度や満足度は装着前後で変化が無いんです」

「うー・・・あきらめきれん・・・じゃがワシも科学者のはしくれ・・・データを改ざんしてまで自分の気に入った結果を出そうなどというどこぞのバカの真似はできん・・・・ 何が悪いのじゃ!!」
「博士・・・もしかするともう少しサンプル数をあつめればデータがでるんじゃないかという項目もあるんですよねー・・・」
「にゃにー??ナンパする人数が少なすぎたんじゃと!? どれどれ・・・・統計学的処理によると200人くらいクリピを開ける淑女を集めねばならんぞ!! こうしてはおれん、夜の街に出動じゃ!」


えーっと・・・・この後、本題の「考察」を読んだのですが、何と「中身が無い・・・・・」
性的興奮を感じると小陰唇が充血して包皮をひっぱり刺激するんだが、ピアスが同様の作用をしているのではないかと推測しただけで小学生の感想文みたいな記述が続き
結論としては、「包皮ピアスが性欲を強める点」に関して更に調査したい・・・という決意表明に加え、「どんなピアスが適しているか迷っている女性にカウンセリングする役割」についても研究していきたい・・・・・・ということも述べています。博士、ピアススタジオに就職するつもりでしょうか?

・・・・・とここまで書いて気づいたのですが、くりぴさんの質問は陰核にダイレクトに入れるやつでした・・・・包皮じゃなかった・・・・(がっくし)

この点に関しては学術的な研究は未踏の領域のようです。 
一般的には標的が小さいので「誰でも入れられる訳ではない」 とされているみたいですね。 包皮を切除した上にわざわざ男性ホルモンを投与して大きくしてから施術した・・・・っていう体験談がありました。 人類の困難への挑戦は偉大です。

今回挑戦した文章の中でポエムだった表現は・・・・・clitrisのことを表現した箇所があって
The only organ in the human body that serves the single purpopse of providing pleasure.
「人体の中で唯一「快楽」を生みだす為だけに存在する場所・・・・・」

   うーん、博士の陰核に対する愛情というか特別な存在に対する敬意の念を感じますねー・・・

  1. この記事のURL 2008/05/15(木) 22:05:19|
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